2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
話題の芥川賞受賞作、村田沙耶香「コンビニ人間」の、書評、というほどでもない感想+おまけです。 感想 コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る 詳しいあらすじ…
虫を食べる話しです。苦手な人は注意されたし。
散歩の達人 2016年 09月号 [雑誌] 作者: 散歩の達人編集部 出版社/メーカー: 交通新聞社 発売日: 2016/08/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「散歩の達人」の最新号は、柴又、金町、亀有特集。すべて葛飾区の街です。 皆さま是非ともお購め…
今朝NHKの情報番組で見た「栄光の石垣」なる特集が奇妙な味だったのでシェアさせてください。 凡そ次のようなあらすじでした。 ・徳島某所には「ラジオ塔」なるものがあり、多くの人がラジオ体操に集まる。 ・ラジオ塔の前には石垣があり、数人の選ばれし者…
サマリ ボルヘスの「バベルの図書館」についてくだらないことを考えていくうちに出会った素敵なサイトを紹介します。 バベルの図書館とは 二十世紀のラテン・アメリカ文学を代表するアルゼンチンの作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスのよく知られた短編小説に「…
Kindle Unlimitedで、表紙に惹かれてダウンロードしてみたメリメのカルメンが短縮版でした、というだけのお話し。 カルメン 作者: メリメエ 出版社/メーカー: Kindleアーカイブ 発売日: 2015/02/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る この本は…
遅きに失した感もありつつ。 お盆らしく、此岸彼岸の境の曖昧さを感じられるような小説を選んでみました。 日本の小説縛りです。 久生十蘭「生霊」 小説の魔術師。口述筆記による切れ味鋭い語りの魅力。 旅の画家が、盆踊り見物に訪れた村で女と出会い、亡き…
数年前に,所属するマンドリン・オーケストラで,二橋潤一作曲の「妖精組曲」を演奏することになった際に書いた,妖精についての覚え書き的なテキストの再録です. 「幻獣辞典」訳者の柳瀬尚紀氏の訃報に接して引っ張り出してきました.ご冥福をお祈りします…
訳あってゾルタン・コダーイの弦楽四重奏曲を調べていたところ,こんなものを見つけました. Kodály String Quartet, No. 1 Graphical Score Videoasq4.wordpress.com コダーイ 弦楽四重奏曲第1番Op.2より第3楽章 www.youtube.com Stephen Malinowski …
かれこれ十数年,昼間はIT企業に勤めています. 20%ルールの中で産み出した(嘘),クリエイティブなオヤヂギャグを蔵出しして涼みたいと思います.元ネタの解説まで入れてグンバツの涼感をお届けします. ユースケース・サンタマリア! (ゆーすけーす・…
社会性が低い
会社から帰るときの駅の入り口(改札)を変えてみたところ,二日続けて反対方向の電車に間違って乗ってしまいました. なぜこういうことが起きるかというと,私の認識では「ホームに下りて右側の乗り場に入ってくる電車が,家に向かうそれである」ということに…
暑いですね. 何年前かも何の番組だったかも忘れてしまったのですが,芸能人が各々の思うところを主張する,みたいなやつで,大槻ケンヂが「男も日傘を差すべき」と語っていたのに甚く共感しました. (この発言でデキる人だと認識を改めたものの,大槻ケン…
Aloha~ 夏真っ盛りなのでウクレレ弾きたくなりますよね. 先日日本でもリリースされた本の読み放題サービス,Kindle Unlimited で,楽譜あったりしないかな~と思って探してみました. Kindle Unlimitedで"ウクレレ"で検索した結果 入門書がいくつかヒットし…
キーボード配列QWERTYの謎 作者: 安岡孝一,安岡素子 出版社/メーカー: NTT出版 発売日: 2008/03 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 430回 この商品を含むブログ (51件) を見る 初期のタイプライターからコンピュータのキーボードまで,実に140年余りにわ…
光文社古典新訳文庫がたくさん読めるから ヒャッホウ! 無料お試しはロンモチのこと,月額980円もペイヤボーと思うやで~. ※2016/9/1 追記 ※9月で対象の大幅な入れ替えがあったとのことですが、 ※下に紹介したものを含めて、光文社古典新訳のラインナッ…
職場が赤坂になりました.9年ほど前にも勤めていたことがあり,その頃の赤坂見附には,・"Tokyo Random Walk"という,今でいう心斎橋のSTANDARD BOOKSTOREのようなデザイン&サブカル充実のシャレオツ書店と,・今はビックカメラになってしまった"ベルビー赤…
日付が変わってしまったが,私が敬愛して止まない郷里の作家,中上健次の誕生日に寄せて,数年前にTwitterで呟いた話しを再編集したものを. --- 中上健次の初期のエッセイ集「鳥のように獣のように」に書かれている,秋刀魚の姿鮨の話が好きだ. 紀州(勝浦)…