書評
2020年に読んだ本で面白かったもの(その3) 中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)/阿部謹也 (著) 中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫) 作者:阿部謹也 発売日: 2018/06/01 メディア: Kindle版 『ハーメルンの笛吹き…
2020年に読んだ本で面白かったもの(その2) ゼノン 4つの逆理 アキレスはなぜ亀に追いつけないか (講談社学術文庫) /山川偉也 ゼノン 4つの逆理 アキレスはなぜ亀に追いつけないか (講談社学術文庫) 作者:山川偉也 発売日: 2017/06/23 メディア: Kindle…
2020年に読んだ本で面白かったものを幾つか紹介します(たぶん5回シリーズ) 昨年は以下の理由により、例年よりも本を読む時間が減ってしまいました。 ・放送大学に入学した(といっても半期で二科目ずつしか取ってないですが) ・ほとんど自宅勤務となって…
先週末に、徒歩圏内(30分)の書店が営業を再開したため、久しぶりにリアル書店で本を買ってきました(ちなみに本自体はオンラインや電子書籍でそこそこ以上に買っています。しかし店舗に行きたい欲求があります)。 マンディアルグ『すべては消えゆく』(祝…
夢の本 (河出文庫) 作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,堀内研二 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 創作にあっては宇宙的短編「バベルの図書館」を物し、現実においてもアルゼンチン国立図書館の館…
今週のお題「プレゼントしたい本」 プレゼントしたこともされたこともあまりないのですが(猫背直す本とか字がきれいに書ける本とかもらったなそういえば)、自分が人にあげるとすれば 絵や写真が豊富 多少押しつけがましくても何より私が見て楽しいのでみんな…
Kindle Unlimitedで火野葦平の「糞尿譚」を読んだところ、文章が歯抜けになっていましたというお話し。 糞尿譚 [他四篇] 作者: 火野葦平 出版社/メーカー: Kindleアーカイブ 発売日: 2015/02/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「糞尿譚」は…
話題の芥川賞受賞作、村田沙耶香「コンビニ人間」の、書評、というほどでもない感想+おまけです。 感想 コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る 詳しいあらすじ…