とにかく簡単な曲4選
こんな記事を見かけて楽しく拝読しました。
ラモーンズの「電撃バップ」はやはり鉄板だよなぁ、と思いましたが、他の曲はドシロウトにはそれなりにムズイのではと思い、手段を選ばなければ(※)もっと簡単なのあるよね、ということで考えてみました。
※「モテたいという欲求を満たせなくてもいい」という意味です。
ちなみに私はバンドマンだったことはなく、高校生の時分に田舎のミカン倉庫で適当にギターを鳴らして遊んでいた感じや、音源を聞いた感じで雑にチョイスしていますのでノークレームでお願いします。
基準は
- コードが少ない
- ギターは基本パワーコードで、アルペジオや複雑なリフ、ギターソロなどがない
- ベースも凝ったことしてない(というかいなくても大丈夫なレベル)
- ドラムも8ビート以上の凝ったことはあまりしていない。
みたいな感じ?でしょうか。
Nirvana / molly's lips
なにはさておきこの曲でしょう。カート・コベイン率いるナーヴァナ。
のちに「そっくりさんが森をウロウロしているだけ」みたいな映画も作られたカリスマです。
この曲はG→Cの2コードの繰り返しだけなのにキャッチー。
もともとThe Vaselines のカヴァーなのですが、原曲はギターのアルペジオ的なのとか、もう少し凝ったことやってるのでこちらのバージョンがいいと思います。
Jane's Addiction - Jane Says
みんな大好きジェーンズ・アディクション。オルタナにおける重要なバンドでしたね。
G→Aの2コードでイケます。
ギターが多少凝ったことをやっていますが、このお兄さんが懇切丁寧に教えてくれますし、「Janes Says~」だけ気持ちよく連呼できてればOKなので最悪無視してもいいのではないでしょうか。
The Velvet Underground - Real Good Time Together
ルー・リード率いるレペゼンNYな特殊バンドで、パンクの入門書にルーツとして記載されていて意味わかんないとなりがちなバンドNo.1です(DHC調べ)。
そののちアンディ・ウォーホル方面から接近したりして腑に落ちたあなたは既に手遅れ。
この曲は、コードは4つも必要なのですが、
・出だし "We're gonna have a real good time together"を{A}{B}{E}{E}のパターンで4回、
・サビの”Na-na-na-na-na, na-na-na-na-na, na-na ”を{A}{B}{D}{D}で4回、
と、極めて分かりやすいので大丈夫です。歌詞もこれでほぼすべてです。
バスドラムを平らに置いてポコポコ叩き、「これはアフリカンドラミングの影響を受けた奏法なのです」と言っておけばいい手軽さもあります。
コードで言えば「Sweet Jane」なんかもワンパターンで簡単ですが、やや歌がムズイかなと思います。
「what goes on」とかもCDGAのひたすら繰り返しでトランス感があっていいですね。
The Stalin - 天プラ
遠藤ミチロウ率いるジャパニーズ・パンクバンド。メディアを有効活用した知的なパンクとしてディスられつつも、豚の臓物の投げっぷりには定評があります。
この曲はちょっとテンポ速くて大変そうですが、歌詞は「天ぷら おまえだ からっぽ」のスリーワードしかなく、すぐに覚えられる利点があります。
コードチェンジとかも適当でいいのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
上司や反社会勢力の人、宇宙人などに、来週までにバンドを組んで演奏できる状態にしないとポアするね、
と言われた際などにご活用いただければ幸いです。