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【京成線古本ツアー】京成中山~押上の間にある古書店まとめ

数年前から葛飾は柴又に住んでいます。

これまで伺った京成沿線の古本屋を、千葉方面から押上まで、順番に紹介してみたいと思います。

ヒキのためにツアーと銘打っていますが、一日で全部回れるかは知りません。

それぞれのお店の雰囲気を掴んでもらうため、というより主に自己顕示欲を満たすために、私がそのお店で過去に買ったことのある本も挙げてみました。

尚、私は古書マニアなどといったものではなく、殆ど安い本しか買わない、極めてヌルい古本好きですので、お店についても特にこれと言ったPOVを持っておりません。あしからず。

 

京成中山smokebooks

スタートは京成中山です。千葉駅に稲尾書房というベリィナイスな古書店があったのですが、昨年閉店してしまいました。船橋あたりは探索が足りていないのかあまりお店を知りません。

京成中山の駅は、改札を出るとすぐ中山法華経寺の参道になっており、地味に風情があります。東山魁夷記念館も近くにあったりします。

smokebooks は、参道を横切り風情のない大通りを暫く歩いた道沿いにある、こじんまりと小洒落たお店。カフェの街として話題沸騰中の清澄白河にも店舗があります。絵本やロハス的な本が充実しているイメージです。

 

<買った本>

パトリック・モディアノ「廃墟に咲く花」

フィルポッツ「闇からの声」

 

京成八幡山本書店

JR、都営新宿線本八幡と乗換え可能な交通の要所です。

山本書店は、駅前すぐの好立地にあって、風景にしっかり溶け込んだ、これぞ古本屋な一軒。路面の棚だけでもかなりの充実度です。

 

<買った本>

A.P.ド.マンディアルグ「オートバイ

J.D.カー「曲つた蝶番」

 

市川真間:

市川、市川大野、市川塩浜、市川真間、とある、所謂市川四天王の一つ。

実は古本屋充実地帯です。

智新堂書店

線路沿い、駅からすぐ。永井荷風著『断腸亭日乗』に掲載だそうで、質実剛健な由緒ある古本屋です。

 

<買った本>

三島由紀夫「女神」

ネルヴァル「火の娘」

春花堂

駅からすぐの雑居ビルの一階にある、フリースペースも併設のお店。

戦前、戦後の日本文学が充実している印象で、丹羽文雄など多数ありました。

大体の本に手書きの帯が巻かれてあり、独特のフォントが魅力的です。

 

<買った本>

ブレイク抒情詩抄

三浦哲郎「わくらば」

 

同地には他にも「即興堂」、「アトリエ*ローゼンホルツ」というお店もあるようでして、そのうち訪れねばと思っております。

 

京成小岩:BOOKばざーる小岩店

JR小岩とは1kmほど離れており乗換えには遠すぎます.

BOOKばざーるは駅から5分程のところにあるどちらかというと新古書店的なお店で、CDなんかも置いてあります。

 

<買った本>

舟橋聖一「悉皆屋康吉」

アゴタ・クリストフ悪童日記

 

青砥:竹内書店

コンサートホール、かつしかシンフォニーヒルズの所在地として一部では知られた街。

高架下のユアエルムには沿線ではそこそこ大きい部類に入る新刊書店、教文堂があります。竹内書店は、そのユアエルムを抜けてしばらくいったところに徐にあるお店です。

こじんまりと綺麗に整理された棚に、渋い品揃えが光ります。

 

<買った本>

山口椿「闇の博物誌」

 

ここで京成線は、上野に向かう京成本線と、押上に向かう押上線に分岐します。

本稿では押上線を上って行きます。

 

立石:岡島書店

のんべえの聖地として絶大な人気を誇る街、立石。

岡島書店は駅から10分弱歩いたところにある古書店で、「古書誠実買入」の看板が渋くて素敵です。

地元葛飾関連の本が充実している印象。

 

<買った本>

マンリー P.ホール「カバラと薔薇十字団」

丸田祥三「鉄道廃墟」

 

京成曳舟古書肆 右左見堂

 駅からは少々歩くのですが、お店のある、鳩の街商店街自体が激シブで散策にオススメです。

右左見堂は、2015年にオープンしたばかり、棚も日々成長している感じの楽しさあふれるお店で、戦争や革命関連の書籍も揃えつつ、絶妙にサブカルチュラルな感じが最高だと思います。

 

 <買った本>

ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック

マンスフィールド「子供的」

 

 京成押上:業平駅前書店

スカイツリーと、その周辺施設である東京ソラマチはいつも多くの人で賑わっていますが、そこから外れた押上の町自体はそうでもありません。昔からある商店街など、下町の魅力を感じられると思うのですがちょっぴり残念です。

業平駅前書店は東武スカイツリー駅から近く、京成押上からは少し歩きます。

店の中に段差があることにも象徴されている?ように、品揃えがとにかくカオス。

周辺のモダナイゼーションに負けずにこれからもがんばってほしいお店です。

 

<買った本>

林二九太「ユーモア小説 曇り晴れ」

 

捕捉1:

青砥で、押上線ではなく上野方面に向かう京成本線に向かったときに、是非とも訪れておくべき古本屋があります。

 

堀切菖蒲園青木書店

決して広くはない店舗にびっしりと詰められた、文脈と拘りのある棚。

知の回廊を逍遥する感じが堪らないお店です。

 

<買った本>

ジャン・デ・カール「狂王ルートヴィヒ」
幸田露伴「幻談・観画談 他三篇」

 

捕捉2:

青砥の一つ手前、京成高砂には、小野本書店という伝説のお店があったのですが、昨年来何度訪れても開いておらず、どうやら閉店してしまったようです。。

 

意外と個性的な古書店がそろった京成線、ぜひお越しください!