【散歩の達人9月号に便乗】 本好き/書店好きのための葛飾金町案内
「散歩の達人」の最新号は、柴又、金町、亀有特集。すべて葛飾区の街です。
皆さま是非ともお購めになって、葛飾を訪れてみてください。
なぜならそうしていただけないと区の財政が衰退する一方で私の老後が不安になってしまうからです。切にお願いします。
さて、フィーチャーされている3つの地名のうち、柴又は「寅さん(男はつらいよ)」、亀有は「こち亀」で、それぞれそれなりに巷間に認知されているように思いますが、残る1つ、金町(かなまち)はあまり知られざる感じなのではないでしょうか。
私も数年前に葛飾に越して来て初めて訪れたのですが、うらぶれた中にも活気のある独特の風情に、「東京の東の果てにこんな町があったのか」と、感心した覚えがあります(東京はどこに行ってもそれなりに栄えている町があって、地方出身者としてはほんとに凄いなと思うことしきりです)。
飯屋とか飲み屋は「散歩の達人」に色々取り上げられていますので、私からは、本好きのために、意外と侮れない金町の魅力をお伝えしたいと思います。
古書店
書肆久遠
まずはこの店だけでも金町を訪れる価値はある、と言いたい隠れた名店です。
フランスやドイツの幻想文学、SFの品揃えには瞠目すべきものがあると思います。
京成金町から少し南側に歩いて大通り(国道6号)を横断後左折して、暫く歩いてクリーニング店の角を右折したところ、少しわかりにくい場所にあります。
五一書房
JR金町の北口を出て右に暫く歩いたところにある、町の古本屋です。雑多な感じが楽しいです。
図書館
葛飾区最大の図書館です。都心の図書館に比べても引けを取らない、充実した設備の図書館だと思います。
ワンフロアにすべてが詰め込まれていて、とにかく広く、蔵書も充実しています。
床から木が生えていて採光の良い雑誌コーナーで寛ぐのがおススメです。
JRの北口から徒歩10分弱の、東京理科大学のキャンパス内にある図書館です。
申請書を書けば見学させてくれます。
スクエアなすり鉢状になっているめっちゃシャレオツな構造で、一見の価値があります。
学食で廉価に食事もできるのでそちらもおススメです。
新刊書店
大型書店はないのですが、南口に大洋堂書、北口に大和書店、ウラワ書店、と、町の書店が3店舗あります。
目当ての新刊があるときなどに立ち寄るといいと思います。
ウラワ書店では中古ゲームやトレカなども扱っており、特色を出しています。
まとめ
以上のように、金町は本好きにも見逃せない魅力があるため、私自身しばしば訪れている次第です。
皆様も機会があればぜひ訪ねてみてください。私の老後のためにも。